自宅からのe―Taxがスタンダードに 3年分確定申告は442万人
2022/07/01
国税庁は、令和3年分の所得税等確定申告におけるe―Taxの利用状況をまとめた(新型コロナウイルス感染症の影響で申告等が困難な人を対象に、簡易な方法により申告・納付期限を延⻑できるようにしたことに伴い、令和4年4月末までに提出された申告書の情報となっている)。
それによると、自宅等からe-Taxで申告書を提出した人(本人による自宅からの送信のほか、税理士による代理送信を含む)は、所得税等で923万人(同16.8%増)だった。
このうち国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーなどを利用して自宅から納税者自身がe-Taxで所得税等の申告書を提出した人は、前年分の約1.4倍となる442万4千人で、約122万人増加。税務署の確定申告会場で所得税等の申告書を作成・提出した人数を始めて上回った。
自宅からスマートフォンを使ってe-Taxで申告した人は約153万人となり、前年分から1.5倍となる約51万人の増加となった。
なお、運用3年目となった税務相談チャットボット「ふたば」の質問件数は590万件となり、前年分から約1.4倍に増加した。